トウショウボーイ
その豊かなスピードと馬格から「天馬」の愛称で親しまれた競走馬。
加えてライバルのテンポイント、グリーングラスのイニシアルを合わせ、この世代はTTG3強と呼ばれた。 この3頭はいずれも有馬記念を制している。
仕上がりが遅く明け4歳(旧齢)のデビューだったものの、 既にクラシックの中心と目されていたテンポイントに皐月賞で5馬身差を付け優勝し一躍脚光を浴びる。
日本ダービーはクライムカイザー加賀武見にしてやられまさかの2着。三冠目の菊花賞はこの時点で伏兵グリーングラスの3着に敗れる。
しかしながら締めくくりの有馬記念では武邦彦を鞍上に迎え、古馬相手にレコードタイムで完勝しその能力を示した。
翌年宝塚記念も制しグランプリ完全制覇。同年秋の天皇賞は7着と初の惨敗を喫し、次走の有馬記念での引退が決定した。
このレースでは着々と力を付けていたテンポイントとのマッチレースを演じ、コンマ1秒差の2着に敗れた。
種牡馬としての争奪戦の末に日高軽種馬農協に導入されるとそのスピードを良く伝え、 1984年JRAが顕彰馬選出を始めた際の第1回選考で殿堂入りを果たした。
三冠馬ミスターシービーを代表としてコンスタントに活躍馬を輩出し1992年も無事に種付けを済ませていたが、 同年8月に異常所見から両前脚の蹄葉炎が判明。その衰弱は急速で、1992年9月18日に安楽死処分が取られた。

重賞戦
重賞戦とは、特別レースの中でも特別な意義を持つレースをいう。
差し馬
差し馬とは、道中は中団以下の位置取りで、4コーナーあたりから好位に上がり、ゴール前で先行馬を抜くことを目指す馬をいう。
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